2023年11月にリニューアルした「松の湯」さんを訪問しました。
2023年に創業100周年を迎えた歴史ある銭湯で、建築士の今井健太郎さん設計で大規模なリニューアルが行われました。残念ながらリニューアル前に伺ったことはないですが、昔の写真と比べると現代的なデザイナーズ銭湯になりました。
東西線の落合駅から徒歩1分、電車で訪問しても帰りに湯冷めする心配が無い距離
暖簾が掛かった階段を登ると銭湯の入り口があり、逆側の階段を降りるとコインランドリーが併設されている。
入り口で520円を現金で支払ったが、paypayとLINE payにも対応しているらしい。
脱衣所
脱衣所はトイレと洗面台、自販機が置かれている。洗面台には綿棒や化粧水といったアメニティは無い。ドライヤーは2つ置いてあり、使用は1分10円支払う必要有り。ロッカーは無料で100円支払う必要無し。ありがたい!
浴室
浴室は深いブルーのタイルで壁が覆われており、照明も控えめで落ち着いた雰囲気が漂っている。「無」をコンセプトにリニューアルされただけあり、ゆっくりと寛げそうだ。
カランは仕切りがある7席とファミリーブースが2席、仕切りが無い5席にそれぞれシャンプーとボディーソープが壁に備え付けられている。1席に対してシャンプーとボディーソープがあるので、席に困ることがない。
内湯は40℃の内湯が2つ、水風呂が1つ、露天エリアにジェット付き高温の浴槽が1つ計4つの浴槽が楽しめる。
内湯の2槽は棚田のように湯が繋がる構造で、上段に人が入るとあふれた湯が下の浴槽に滝のように流れていく。どうやらリニューアル前からの松の湯の特徴のようです。
下段の湯は浅めで段差に腰を掛けると半身浴ができる。上段の湯は深めで肩までゆったり浸かれる。
露天エリア
外には44℃の熱めの浴槽があり、ジェットとマッサージになっている。外気浴ができるベンチが2つ置かれていて、熱湯からの外気浴は気持ちが良いが、水風呂へのアクセスは少し離れている。
まとめ
あえてサウナを作らなかった松の湯に銭湯の良さを改めて気づかせてもらいました。
ゆっくり落ち着いて湯を楽しみたい方に是非入っていただきたいです。
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